知っておきたいクルマの経費あれこれ
どのクルマにしようか、
あれこれ悩んでいるときは楽しいものです。
そんなときに冷や水をさすようですが
クルマにかかる経費の事を考えてみたいと思います。
これが結構かかるのです(汗)。
なお、クルマの新規購入時にかかる諸経費は、車種によっても異なりますので
販売店で確認するか、他の詳しいサイトでご確認ください。
ここでは、納車後のランニングコストについて考えてみたいと思います。
任意保険料
クルマの登録時に自賠責保険(いわゆる強制保険)は加入が必須となりますが
任意保険
というのは読んで字のごとく、任意で入る自動車保険です。
通常、新車登録時に加入することが多いですが
いろんな会社の保険があるので、比較検討するのもいいと思います。
任意保険の事は自動車教習所でも教えてもらうでしょうし、
ご存じの方も多いと思いますが
万が一、交通事故を起こしたときに事故の損害を補償するもの。
自賠責保険で補償してくれる金額には限度があるので、
それを補ってくれるようなものです。
正直、お金がかかり負担が大きいですが
これは、強制ではないものの
必ず入るべき
ものだと思います。
事故の時の対応を助けてくれたり
相手方との示談や交渉なども行ってくれるので、
いざという時に助かります。
また、
車両保険などがオプションであったりするので、
クルマを壁でこすって傷がついた時や、
凹んでしまったときの修理代などを補填することができます。
保険料は内容によって異なりますが
免許取りたての若い人は、どうしても保険料は高くなり、
50歳代~60歳代が一番低くなっていることが多いようです。
ちなみに、私の場合(51歳、ゴールド免許、カローラフィールダー所有)
車両保険込みで年間40,000円ほど払っています。
詳しくは、販売店や保険会社に問い合わせてみてください。
自動車税
年に1回、毎年5月末までに支払わなければいけないのが自動車税です。
春の陽気のうららかな頃に、突然、予告も無く郵便で送られてくる納付書。
非情なものです。
えぇ~っ!(汗)
と嘆きたくなります。
That's the 痛税感!
この出費がなかなか痛いのです。
これも車種により異なりますし、年度により税制等が変わることもあるので
詳しくは、販売店やサイトなどで確認してください。
私の場合、カローラフィールダーで、34,500円払っています(令和3年度)。
あぁ、今年もそんな時期が近づいてきましたね( ノД`)シクシク…
ちなみにこの税金
滞納しても、もちろん逃れることはできません。
いずれ超過料金が加算されるので期限までに支払いましょう。
また、支払い済の納付書がないと
車検を受けることが出来ません。
大切に保管しておいてください。
車検代
クルマを継続的に乗ろうと思えば、定期的に車検は受けなければいけません。
軽自動車、普通乗用車は新車登録時3年、
それ以降は2年ごとになります。
なお、トラックやバンなど貨物車両は1年車検です。
車検の有効期限は車検証に記載されていますし
車内のフロントガラス上部にシールが貼られているので確認できます。
クルマを新車で買えば、車検時期になると販売店から案内がきます。
多少割高にはなりますが、
車検でクルマを預けている間の代車も用意してくれますし
いろいろ面倒なことがいやな人は販売店にまかせたほうが便利かもしれません。
それ以外にも、最近では車検を代行してくれる専門のお店があったり
でも車検を扱っています。
車種にもよりますし、値段はいろいろですが
平均して数万円~10万円前後のお金がかかります。
車検前にいろんなところで見積をとって比較するのもいいと思います。
リース契約のクルマは、任意保険料をのぞいて、
自動車税や車検代が月額のリース料に均等に含まれている場合が多いので、
車検や税金など一度に
ドカッ!
とした支払いをしなくても済むので、負担感はいくぶん軽減されるようです。
また、時間に余裕がある人は自分で陸運局に行って
自分で車検を受けることも出来ます(ユーザー車検という)。
税金や登録料など必要最低限の費用ですむので
クルマが好きな人や、慣れた人は自分で済ませる人も多いですが
いろんな窓口をハシゴしたり、検査官の指示に従ってクルマを操作したり
あまり詳しくない人は、結構戸惑うことも多いと思います。
興味のある人は、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
なお、
車検切れのクルマはもちろん運転できません。
犯罪になります。
以上、主なクルマの経費を紹介しました。
どうです?
思った以上に税金がかかることに驚いた方もいるかもしれません。
所持してからもコンスタントにお金がかかってくるので、ぜひ知っておいてください。
あとは、ガソリン代やオイル交換など、
クルマを走らせるうえでどうしても必要なコストがありますが
これについては、次回以降、書いていきたいと思います。